2017年デニス・ポルト氏は2021年2月までにビットコインは1,050万円まで上昇すると予測しました。
この人は、ハーバード大学の研究者で、ビットコインの投資家だということです。
何でポルト氏はそんな予測をしたの?という方に向けて簡単に解説していきます。
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それではいきましょう!
ビットコインにおけるポルト氏の予測①
2017年8月、ビットコインからビットコインキャッシュが分裂しました。
分裂後もビットコインの価格は症状傾向を示し、7月31日から1週間で16.19%上昇、年間でみると、465%の上昇しました。
上昇スピードが早い事から、2017年は仮想通貨元年と呼ばれるほどでした。
その頃、ビットコインの投資家でハーバード大学の研究者でもあるデニス・ポルト氏による分析が世界中から注目を浴びました。
「ビットコインは誕生以来、価格が8カ月ごとに2倍になっている。
今後もテック業界のゴールデンルールに従うなら、ビットコインの価格は10万ドル(1ドル=105円で換算して1,050万円)に達する可能性がある。
ゴールデンルールは回路上のトランジスタの数について述べたものだが、あらゆるデジタルテクノロジーに適用できる」
「テック業界のゴールデンルール」とは、「ムーアの法則」のことを意味しています。
ムーアの法則とは
- 半導体業界における技術革新のスピードに関する経験則の事
- Intel創業者の一人ゴードン・ムーア氏が唱えたことが名前の由来
- 微細化技術の進展で半導体素子の小型化が進み、同じ面積上に構成できる半導体素子の数が18ヵ月ごとに2倍に指数関数的に数量が増えていくと1965年に提唱
- 指数関数的に数量が増えていくという事は、ねずみ算のように爆発的に増えていく計算
- 半導体の集積密度は1.5年後には2倍、3年後には4倍、4.5年後には8倍、6年後には16倍、7.5年後には32倍に達する計算になる
半導体の技術革新のペースはムーアの法則と概ね合致しており、半導体業界では開発計画を策定する際にムーアの法則を強く意識されているようです。
まさしく先見の明だね
ビットコインの価格上昇スピードのほうが半導体のスピードより断然早いため、それまでのパターン通りなら、2年目(8ヵ月×3=24か月)で8倍になる計算になります。
- 2017年末にビットコインの価格は、8月の水準の約4.7倍に達する上昇を遂げました。
- しかし、2018年を迎えた途端に流れは一変し、1年間を通して下落が続き、終値は39万円となりました。
- 2019年は6月に147万3,564円を記録しましたが、その後徐々に下落し、2019年の終値は76万円台でした。
- 2020年は10月中旬に入ると、ビットコイン(BTC)の価格は上昇トレンドに入り、11月5日には150万円台、30日には200万円台を突破しました。
- 2021年に入っても上昇は止まらず、ビットコイン(BTC)は2021年1月8日に約430万円を記録しました。
- しかし1月11日に大幅安となり、12日早朝には約340万円まで暴落し、最高値から20%超の下落となりました。
- その後右肩上がりの成長を続け、2021年2月22日現在、ビットコイン(BTC)の価格は601万6,794円となっています。
2019年2月22日のビットコイン価格は約43万5,577円。
約8カ月で約5倍、2年で約13倍になってるね!あながち間違ってなかったのか・・・
ビットコインにおけるポルト氏の予測②
「8カ月で2倍」というビットコイン版・ムーアの法則が今後も成立していくなら、「2021年2月までにビットコインの価格は10万ドル(1,050万円)を超える」とデニス・ポルト氏は考えていたようです。
2021年1月23日のビットコイン価格は約337万6,441円であり、一か月で約76%上昇しています。
テスラは顧客にビットコインでEV購入代金支払いを認める方針も示しました。
テスラのように、決済手段にビットコインの選択肢を導入するなど、大企業がビットコインに参入していけば更にビットコインの価値は上昇していく事でしょう。
でも大企業も参入してきて、今後可能性はあるかもしれないよ。
楽しみだね!
まとめ
ポルト氏がビットコインの予想をしたのは2017年です。
ビットコインはその後暴落、上昇を繰り返し、現在600万円台を突破する所まで来ています。
大企業がビットコイン導入に参戦してきているのも合わせて、2021年内には突破できるかもしれませんね。
これからのビットコインに大注目です
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