実はビットコインとドルは逆相関関係と言われています。
ビットコインとドルの関係を知っておきたいという方に向けて簡単に解説していきます。
10分もあれば読み終わる事ができます
それではいきましょう!
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ビットコインとドルの違い
ビットコインは仮想通貨の中でも最もシェアが大きく、既に海外では店舗での決済手段など日常的に使用されています。
日本でも少しずつビットコイン決済によって商品が買えるお店が増えつつあります。
ドルは法定通貨であり、法律によって定められた通貨です。
法定通貨は国家によって価値が保証されているため、国際的な価値が高いことが多いです。
EUや日本などに行く場合、ドルを円やユーロに両替する必要があります。
ビットコインとドルの違いは以下の通りです。
ドル |
ビットコイン |
中央集権的存在が管理 |
中央集権的存在がおらず分散型管理 |
法定通貨 |
仮想通貨 |
発行上限がない |
発行上限がある(2,100万枚) |
どこでも使える |
決済できる場所が限られている |
国が為替相場に介入し、過度なドル高やドル安を阻止する事もある |
ユーザーの需要と供給のバランスによって価値が変動する |
実物があり銀行などで取引される |
電子データでありネット上で取引される |
2013年のキプロスショックがそうだね
しかし、完全に逆走関係になりやすいとは言えません。
過去の傾向を見ると、ビットコインが上昇している場合、ドル円が大きく下落すると時間差でドル円に連れて動くことがあります。
その逆も同じで、ビットコインが下落していても、ドル円が上昇すると時間差でビットコインも上昇する傾向があります。
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ビットコインとドルの関係
現在、米国の財政拡張への期待により、長期金利上昇を通じてドル高が続いている傾向にあります。
米経済指標が市場予想を上回るケースが増えており、実質金利は上昇し、景気回復への期待は高まる方向にあると言われています。
米景気回復の鈍化を懸念する必要性がない限り、米金融当局者は政策金利と債券購入ペースを維持する姿勢を示す一方で、長期金利上昇をけん制しないでしょう。
ビットコイン市場にも影響があるかもしれないね
ビットコインとS&P500やナスダックなどの米株価指数の相関関係は今年2月に低下したとクラーケン・インテリジェンス(Kraken Intelligence)の調査によるとわかっていますが、相関関係は依然高い水準を維持しています。
「デジタルゴールド」と呼ばれるビットコインは、短期的にはリスク資産との相関関係が高いからです。
ビットコインとドル指数の相関係数は、マイナス0.73からマイナス0.18までマイナス幅を縮小しましたが、依然として逆相関水準にあります。
ドル指数がテクニカル的な重要局面を脱したことや、新型コロナワクチンの普及による経済成長の期待感がドル高を支えているからでしょう。
ビットコインがリスク資産と相関、安全資産と逆相関になっている時、リスクテイクを回避させるようなニュースや指標が突如現れる事に要注意しないといけないね
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まとめ
ビットコインは3月23日に約48,906ドルまで下がったが、現在約5,6000ドル(2021年3月12日17時半現在)と推移しています。
ドルとビットコインは逆相関関係と言われていますが、突如安全資産への資金移動が発生する場合もあります。
なので、ドルとビットコインに関するニュースや指標がないか常に敏感になっておきましょう
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