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【ビットコインの推移】当時の世界情勢が関わっている?上昇・下降する要因とは

ビットコインの推移ってどうなってるの?

 

ビットコインの推移には、必ずその当時の世界情勢が関わっていると癒えます。

ビットコインの歴史も合わせて知りたいなという方に向けて簡単に解説していきます。

 

これを読み終わったあなたはきっとビットコインの歴史的な推移について理解を深めるでしょう!

10分もあれば読み終わる事ができます

 

それではいきましょう!

 

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ビットコインの推移を振り返る

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ビットコインの歴史や推移を知りたいな

 

ビットコインの推移を知ればビットコインの歴史を知る事ができるよ

 

ビットコイン(BTC)は2008年にサトシ・ナカモトという人物がインターネット上で発表した論文から開発がスタートしました。

2009年1月に最初のブロックである「Genesis Block」が生成され、10月にNew Liberty Standardで初めて1BTC=約0.07円という価格が提示されました。

 

2010年5月に、フロリダ州のプログラマーがピザ2枚を1万BTCで購入したという出来事があったんだ。

これがビットコインを用いた初決済と言われているんだよ。

 

更に、2010年7月に世界初のビットコイン取引所「Mt.Gox(マウントゴックス)」がサービスを開始し、1BTC=約7円まで値上がりしました。

2011年3月にMt.Goxは日本のTibanne社に買収され、これをきっかけに1BTC=70円台まで高騰します。

4月に大手メディア米TIME誌にビットコインの特集が組まれた事により認知度が一気にアップし、1BTC=約1,500円まで急騰しました。

登場してから2年ほどで約2万倍も価値が上がった頃により、ビットコイン(BTC)は投資利益率(ROI)の高い金融所品として世界中から注目を集めたのです。

 

でも2011年6月にMt.Goxがハッキングされた事により、相場は反転したんだ。

ビットコインへの不安が広がり、2011年末には300円台まで値下がりしたんだよ

 

2012年になると、マイニング報酬の最初の半減期を迎えた事やワードプレスにビットコイン決済可能なプラグインが誕生した事などにより、1BTC=1,000円台まで回復しました。

2013年になると、1月に1BTC=約2,000円だった価格が12月には12万円を一時突破するなど、一年間で60倍も価格が高騰し、ビットコインの勢いは更に加速しました。

 

価格高騰した理由と考えられる要因

  • 3月にキプロス危機が起こり、法定通貨に対する信頼性が低下、代打通貨としてビットコインに人気が集中(1BTC=約4,500円)
  • 10月に中国大手検索サイト「百度(バイドゥ)」がビットコイン決済を採用(1BTC=約15,000円)
  • 12月にNHKでビットコイン特集がされるなど日本での知名度上昇(1BTC=120,000円)

 

好調だったんだけど、12月5日に中国政府がビットコイン取引を禁止することを発表し、その影響でビットコインの成長は一旦ストップしちゃうんだ

 

2014年にMt.Goxが再びハッキングされ、85BTC(当時の価格で400万ドル(約4兆2,000万円))が盗まれ、Mt.Goxは仮想通貨に関する全取引を中止し、2月24日に取引所を閉鎖してしまいました。

この事件をきっかけに、1月に9万円前後で推移していたビットコイン(BTC)の価格は1万8,000円台まで暴落します。

 

その後アメリカでマイクロソフトやDellなどの大手IT企業がビットコイン決済を採用した事などを受けて、12月には1BTC=4万円前後まで回復したよ

 

Mt.Goxだけでなく、Bitstamp(ビットスタンプ)もハッキング事件が相次いで起こりました。

これを受けて、2015年ニューヨーク州はビットコインを取り扱う業者を免許制とする「Bit License(ビットライセンス)」を導入しました。

更に10月、欧州司法裁判所で、「ビットコインの取引は付加価値税であるVATの課税対象外である」という見方が示されました。

 

これにより、ビットコインは正式に支払い手段として認められ、税金の問題がクリアになったんだよ。

このニュースに影響を受けて12月末には1BTC=約5万円まで上昇したよ

 

2016年5月に改正資金決済法が成立し、仮想通貨に関する規制が初めて法律に明記されました。

また、大手金融機関や大手企業がブロックチェーンに関する実証実験を行うなど、ビットコインの動きが活発化し始めました。

 

7月になると、ビットコインは2回目の半減期を迎えたから、マイニング報酬が25BTCから12.5BTCに減少したんだ。

だから1月には1BTC=約4万5,000円だったのに、1BTC=約7万円まで値上がりしたよ

 

しかし、8月にBitfinex(ビットフィネックス)という香港で有名な仮想通貨取引所が12BTCの盗難被害にあい、その影響を受け一時下落しましたが持ち直し、12月には約11万円まで上昇しました。

2017年4月になると、2016年に成立した改正資金決済法等が施工されました。

 

法律が施行された目的

  • 投資家の保護
  • マネーロンダリングなどの犯罪防止
  • 今まで法規定がなかった仮想通貨取引所に対して登録制を導入

 

2017年8月になるとハードフォークによる開発者とマイナーが対立し、ビットコインから分裂したビットコインキャッシュ(BCH)が誕生し、12月には「CME(シカゴ・マーカンタイル・エクスチェンジ)」がビットコインの先物取引を開始しました。

 

機関投資家の参入などの影響もあり、市場に大量資金が流れ込んだんだ。

ビットコインの価格は一時200万円を突破したんだよ

 

2018年1月にFacebookが仮想通貨の広告掲載を禁止したのを皮切りに、3月にGoogleとTwitterも禁止し、1BTC=約150万円が4月上旬には約70万円まで下落してしまいました。

その後も回復する事なく、12月には1BTC=30万円台まで下落し、弱気相場は2019年3月頃まで続き、1BTC=約35万円まで下落する事に。

しかし4月になると上昇し始め、上昇トレンドに乗ったビットコインは、価格が高騰し、6月には1BTC=約150万円まで値上がりしました。

 

でも9月頃には市場への失望から下降トレンドに突入して、11月に仮想通貨取引所の「Bitmex(ビットメックス)」で顧客のメールアドレスが大量流出事件勃発、中国政府が暗号資産取引取り締まりの新規制をスタートさせた事などの影響により、1BTC=80万円台まで下落しちゃったんだ

 

2020年になると、1月に1BTC=約75万円だった価格は2月に1BTC=約100万円まで高騰し、上昇相場へと突入しました。

しかし、3月11日に新型コロナウイルスについて、「パンデミック(世界的流行)の状態にある」とWHO(世界保健機関)が発表したことにより、金融市場全体に不安が広がり、株や金なども急落し、13日には1BTC=50万円台まで下落しました。

各国の大規模な金融緩和策により、ビットコインは再び上昇、5月12日に3回目の半減期を迎え、1BTC=約100万円まで盛り返してきました。

 

分散型金融(DeFi)の人気などにより、市場全体が徐々に上昇傾向に推移していったよ。

その後もビットコインは上昇し続け、2021年1月8日に約400万円の壁を突破したんだけど、12日から13日にかけて約300万円台に急落したんだ。

でも現在ゆるやかに上昇していってて、2月8日現在1BTC=約416万4,982円まで来ているんだ

 

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ビットコインの推移から見る上昇・下降の要因

 

ビットコインが上昇・下降する要因って何?

 

ビットコインの価格が上昇する要因は以下の4つです。

 

  • ビットコインの利用が普及する
  • メディアに紹介されて知名度が上がり、認知度が増える
  • 半減期による影響
  • 法定通貨の信頼が下がると、それ以外で資産を持とうと避難通貨として買われる

 

ビットコインの価格が上昇する要因は以下の2つです。

 

  • 各国の規制強化による影響
  • 取引所のハッキングにより信用が低下する

 

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まとめ

 

ビットコインの推移をみると、始まりの2009年は0.7円だったのに対し、2021年月8日現在は約416万4,982円と、その成長は約594万倍もあります。

ビットコインの認知度は世界中に拡大し、ネットショップ決済等で使われつつあります。

そんな推移を見ていると、仮想通貨の市場は、これから増々成長していきそうですね。

ビットコインは、これから参入すれば大きな利益を挙げられる可能性が高いといえるでしょう。

ぜひ情報収集を怠らず、売買のタイミングを見計らって、楽しいビットコインライフを送ってください。

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