どういうことをしているの?
日本国内でも人気のあるネム。
しかしネム自体が仮想通貨ではないことをご存じでしょうか?
知らなかった!そんな方へ仮想通貨とネムについて解説していきます。
10分もあれば読み終わる事ができます
それではいきましょう!
仮想通貨とネムとは
仮想通貨とネムとは何なのでしょうか?
ネムというプラットフォームで流通する仮想通貨はゼム(XEM)というんだ
ネムはNew Economy Movementの略称であり、誰もが平等に稼げる非中央集権型新経済圏を目標としているプラットフォームです。
ネムで流通している仮想通貨ゼム(XEM)を一般的にネムと呼んでいます。
2014年1月14日に暗号資産コミュニティ掲示板「bitcoin talk」でプロジェクト発足を発表し、ビットコインとNXTと引き換えにXRMを配布したのが始まりだとされています。
ビットコインが1ブロック生成に約10分かかるとしたら、ネムは約1分で生成されます。処理速度が非常に高く、日本国内でも根強いコミュニティを持つ仮想通貨の一つです。
ネムの特徴
- ハーベスティング
- PoI
ハーベスティング
ハーべスティングとはネムの取引データを承認するための作業で、ビットコインのマイニングと同等の作業です。
ハーべスティングに参加するには条件があります。
ハーべスティングは2種類あります。
ローカルハーベスティング:ハーべスティング参加条件を満たし、自宅のパソコンからオンライン状態で参加する方法
デリゲートハーベスティング:手数料を支払うことでスーパーノードにハーベスティングを委託する方法。
委託なので、オフラインでもハーベスティングに参加可能です。
スーパーノードとは、より高い性能のノードとXEMを保有することで多くの報酬をもらえるきわめて重要度が高い参加者の事を指します。
スーパーノードの条件
- ネム(XEM)のフルノードを保有
- 300万円×1XEM以上を保有
- 処理性能が一定水準を超えている
PoI
ネムはPoI(Proof of Importance)というコミュニティーへの貢献度が高い人が報酬を得られやすい仕組みを採用しています。
ネムの目的は経済活動への貢献なので、ただ多くXEMを多く保有しているだけでは有利にならない設計になっています。
コミュニティの貢献度を総合的に算出する要素
- 保有しているネム(XEM)の数量
- 保有期間
- ブロックチェーンに刻まれている過去取引の中での送金量や入金
- ネットワークに参加している期間等
モザイクとは
だから、XEMもモザイクの一つだね
ネムによって発行されたモザイクを使ってステーブルコインを発行したり、社内トークンや投票券として使うことができます。
自分のトークンを個人が発行する事もでき、様々な利用方法があります。
ネームスペースはネームウォレットというネム公式ウォレットアプリを利用し、レンタル可能となります。
取得後、モザイクの名称、発行総数、後からの発行量変更ができるように書数点以下どこまで分割するかなどを決めて発行できます。
ネムの今後
カタパルト
カタパルトとはネムの次世代型コアエンジンのことです。
カタパルトを実装することで、ネームスペースでのみ発行が可能であるモザイクを単独で発行可能になったりなど、新機能の追加や機能強化を施します。
今まで以上に使い勝手が良くなるね
ネムの発行上限行数量
ネムのXEMは発行上限行数量が8,999,999,999XEMと定められており、すでに発行を完了しています。
ですので、今後世の中にXEMの量が増えることはありません。
アポスティーユ
アポスティーユはブロックチェーンに著作権や不動産登記、特許などの情報を登録しておくことで権利の照明や譲渡、存在証明(公証)ができるようになる技術です。
公証には立会人が必要ですが、ブロックチェーンは記録された情報の書き換えがほぼ不可能なので、立会人がいなくても公証の機能を保てると期待されています。
まとめ
ネムは日本国内でも人気があり、誰もが平等に稼げる非中央集権型経済システムを目指しているプラットフォームです。
ネムへの将来性はとても期待が高まっているので、今後価格変動する可能性も考えられるでしょう。
これからのネムに期待です!